通常は、1日に240μｇ程度の葉酸を摂取すべきだと推奨されています。
妊婦さんは、その2倍である、400μｇ以上の葉酸を摂取すべきです。
食事からでは半分程度しか摂取することができないため、1日800μｇも摂取しなければ、不足して不健康状態へと陥ってしまいます。
通常、どれだけ健康的な食生活を送っていても、平均して1日800μｇもの葉酸を摂取することはできません。
ホウレンソウばかり食べていても葉酸を補えるだけでその他の栄養が不足してしまうので、レバーや他の料理もバランスよく食べる必要があります。
たとえば、わかりやすいようにコンビニエンスストアの食材から摂取できる葉酸量についてご紹介しましょう。
たとえば、枝豆やホウレンソウを使った食材または加工品が販売されていることがありますが、枝豆約80gから摂取できる葉酸量は140μｇ程度です。
これが1パックだとして、コンビニでもし商品を購入するとしたら、1日に必要な量を摂取するために6パックほどの枝豆を食べる必要があります。
コンビニエンスストアの食材や食品だけでは、到底1日に必要な量を補うことはできません。
納豆1パックには、約60μｇ程度。
いちご5粒で68μｇ程度。
アスパラガス3本で114μｇ程度の葉酸が含まれています。
1つの栄養素にこだわり続けると、それ以外の栄養が不足してしまうので、到底普段の食事から十分な量を摂取することは無理だと考えてください。
それならばどうすれば良いのかというと、やはりサプリメントに頼る方法が一番です。
サプリメントなら、1日に必要な量を十分に摂取することができます。
平均的にも、日本人は1日230μｇ程度しか摂取できていないと言われているので、食事を考える、またはサプリメントから不足しないよう補うしかありません。
妊娠中の方は特に、サプリメントを使って必要な栄養を補う方法が、最も簡単で最も安全です。
他の栄養が不足してしまっては意味がありませんから、サプリメントでバランスよく補い、普段の食事では当たり前に必要な栄養素が不足しないよう考えていく方法が、胎児にとっても一番良いのではないでしょうか。
